ピップエレキバンは株式会社ピップから発売されている磁気テープです。
日頃からファイテンのテープを使うことが多い僕ですが、同じ磁気テープの類という事でピップエレキバンも一度検証しておこう!
そこで、安いピップエレキバンを試して効果のあるなしを言っても説得力ないので、MAX200という最高磁力のピップエレキバンで試してみました!
(※JIS規格により200mTが販売できる最高の磁束密度です)
ピップエレキバンmax200を購入!実際に試した結果
12粒で1042円(税込)という結構高価だったのでビックリしましたw
1粒たりとも無駄にはしたくない…と思ってたら、裏面を見るとどこに貼ったら良いのか書いてたので、その辺りで試そうと思います。
(※ペースメーカーとか使っている人は使用禁止)
磁気テープっていうか、磁石だろってレベルの強度#ピップエレキバン pic.twitter.com/FhcbruHrXe
— 館長@親和館 (@_shinwakan) May 10, 2020
↑コレみてもらうとわかるんですけど、
普通に磁石ですw ちょっと小さめの磁石にテープをくっ付けた感じですね。
僕はファイテンのテープをよく使うのですが、そんな現象を1mm足りとも感じた事はありません。純粋な磁力はハンパない事がわかりました。
外観を見ると円形のテープに磁石をつけたもの、そのまんまです。
ちょっとピンボケしましたが、磁石部分は結構な厚みがあります。押して痛いという厚みではないですが、かなり仰々しい感じ。
テープを剥がしやすい仕様になってます。一度つけてやり直しすると粘着面が弱くなってしまうので、その配慮なのかな。
こんな感じのピップエレキバンですが、早速貼ってみてその効果・変化をレポートしていきます!!
ピップエレキバンMAX200を使ってみた効果、感想
結論、
めっちゃ効果ありました。
と、いうか体の変化がキツすぎて逆につらかったです。マグネループEXを試した時もそうでしたが、僕にとって高磁力はたぶん無理。
ピップエレキバンの評価を持ち上げて、速攻で下げるとう荒技を繰り広げてしまいましたw
確かにテープを貼った周辺を中心に、暖かくなって血の巡りが良くなっているのは間違いないです。
でも、急激に変化しすぎるためなのか、心臓の動悸が止まらなかったり、肩に貼ってしばらくすると頭痛が発生してしまいました。
肩に貼るとキツすぎるので腰に貼ってみると、今度はだるくなる感覚があったりと…
どうも、個人的には怖くて使えない…ですね。
ただ、皆さんの口コミや評判を調べてみると、、、
あまりに肩と背中が凝るのと右足が痛いのでピップエレキバンをとりあえず12粒入りを薬局で買ってみて貼ったらかなり軽減したのでAmazonで24粒入りを2箱買って更に色んな所に貼って本当に楽になった
これは素晴らしいと思う
ついでに母の坐骨神経痛やツレの肩凝りにも貼ったが軽減したらしい— ⛅翡翠色プリン⛅ (@frusciante_up) April 28, 2020
といった感じで、ピップエレキバン自体の評価は高いです。
僕は磁気の効果がうまく作用しなかったのか、200mTが強すぎたのかわかりませんが、体がツライ方向にまで向かってしまいました。
でも、
口コミ・評判は良いですし、僕自身も変化はあったワケなので、
どうせプラセボだろ?
とか、効果そのものを疑っている人は一度試してみる価値はあると思いますよ。
ピップエレキバンのメリット・デメリット
使って思ったのは、『テープ』としてのメリットは大きいですが、『ピップエレキバンだから』という独自のメリットは感じづらい印象です。
厳しい意見のようですが、『高磁力のテープがある』という事だけがピップエレキバン独自の価値な気がします。
高い磁力のテープが売っている
現在市販で売っている最も高磁力なのが、このピップエレキバン MAX200です。
JIS規格上これ以上の磁力は家庭用では使えないので、最高磁力の磁気テープだと思います。
コレが自分に合えば一番効果が期待できそうです。
が、
僕のように頭痛や動悸などの副作用っぽいものがある人もいるので、闇雲に磁力を高めれば良いというワケではありませんが。
(130mTのピップエレキバンとかを使用すればマシかも。)
効果期間は半永久的に持続
ピップエレキバンに限らず、磁気系の健康器具全てにいえますが、磁気の効果は「半永久的」と言われています。
使い続けても、磁力って無くなる事ないですからね。
ピップの推奨としては『2日以上貼ると効果的』らしいので、すぐに剥がす事はやめておいた方が良いと思います。
ただし、かなり長時間貼って放置していれば、シールによる肌荒れ(かぶれ等)になるリスクもあるので注意しましょう。
ピップエレキバン効くから貼りたいけど、剥がしたら肌が荒れて痒くなるというリスクが生じてしまう………
— すず菌 (@szkmym) May 3, 2020
お風呂でも剥がれづらい
使用は2日以上が効果的!という文言からもわかるように、耐水性のあるテープになっています。
実際に使ってみると、場所にもよりますが摩擦の少ない部分だったら、1週間程度は余裕でした。
ただし、僕は在宅ワーカーであまり汗や汚れもない生活をしているので、スポーツをされてる方などは話が違ってくるかもしれないのでご注意を。
においがしないので使いやすい
一般的な肩こり・腰痛向けの湿布や、アンメルツなどと違ってにおいが全くありません。
においって自分だけでなく、周囲に与える影響もあるので、この点は非常に助かります。
テープなので目立つ
肌色のテープとはいえ、肩や首に貼っていると「あ、何か貼ってるな」というのはわかります。
人目を気にしないタイプの人なら問題ないかもしれませんが、20代などの若い人は老けて見られそうで嫌だったりしますよね。
値段が高価
ピップエレキバン MAX200(12粒)を購入したのですが、1粒あたり『86.8円』もしました。
(※Amazonの最安値で買えばもう少し安いかったです)
ハッキリ言ってかなり高いのでポンポン気軽に使えるようなテープではありません。
でも、MAX200の効果の強度を考えると、一枚貼るだけでかなり広範囲に効果があったように思うのでそもそも枚数必要ない気もします。
また、
磁石だけ再利用できそうじゃない?
そう考えるとかなりコスパ良いよね。
と考える方も多いですが、一応メーカーとしては再利用できないとされています。
再利用できない(ピップ株式会社いわく)
ピップエレキバンの説明書を見てみると『使用後は、すぐに捨てる』とハッキリと書かれています。
ただ、幼児の誤飲を防止するためすぐに捨てましょうという内容であるため、ぶっちゃけ再利用している人は多そうです。
ちなみに、ダイソーで「張り替えシール」なるものが販売されていて、それを使って再利用してる人がチラホラ。
腰痛くてピップエレキバン使ってるんだけど、磁石の再利用する為にテーピングで代用してたのに
ダイソー行ったらこんなの売ってて感激 pic.twitter.com/S7ByCPLsF1
— どざえもん。 (@mistatasumi) April 21, 2020
ただし、ダイソーの張り替えシールがちょっと強力で肌が荒れて痒くなってしまうとのツイートも見かけました。
一応、ピップ株式会社は再利用禁止してるのだけは覚えておいて良いかなと思います。
ピップエレキバンの貼り方
基本的に自分が気になる所に貼っていけば効果が期待できるらしいですが、
説明書にあらゆるコリのポイントを参考にしながら貼っていくと良いかもしれません。
僕の場合、200mTの磁気テープを肩より上に貼ってしまうと、頭痛がしてしまうので足・腰の大きな筋肉周辺に貼って使うのが良いかな。と考えています。
参考までに、ピップエレキバンユーザーの使い方の一例を調べてみました。
こめかみに貼る
“こめかみ”は「目の疲れに効果がある部分」として知られており、スマホで疲れてた目からくる疲れ回復の効果を期待して、使用している人が多い印象です。
こめかみピップ効くなぁ。
— なも(一般男性) (@namo804) January 31, 2019
ただし、僕と同じように逆に頭痛になる人もいたので、ピップエレキバンの磁力には本当に気をつけて欲しい。
小顔効果期待してピップの一番磁力強いやつこめかみに貼ったらとてつもない吐き気に襲われ死んだから㌧の気持ちちょっと分かる
— かまきりぱぴこ (@__PCO__) October 10, 2019
顔痩せ・肩痩せの効果あり!?
下のツイートのようにエラのコリ対策として貼って寝る事で、顔痩せ・肩痩せの効果があるとツイートしている人を何人か見ました。
「痩せる」といっても、朝一状態でスッキリして見えるという意味ですが、気分良く朝をスタートさせれるのは良いですよね。
ファイテンの磁気テープと比較【僕の結論とは】
ピップエレキバンMAX200を使った感想を書いていきましたが、今後しばらくピップエレキバンを使わないと思います。
200mTがキツければ、130mTや50mTの磁気テープを使えば良いのでは?
確かにその通り。
なのですが、
ファイテンのパワーテープ X30やメタックステープの方が自分に合ってそうと思っています。
特にメタックステープは5種類の金属を配合した『メタックス』という技術が採用されたテープで、僕の体に起きた変化をトレーナーに確認してもらったお墨付きのテープです。
メタックステープとピップエレキバンMAX200を比較
- メタックステープ → 貼った部分から広範囲に緩めてくれる
- ピップエレキバン MAX200 → 貼った近辺に強烈な効果がある
体感的にはこう感じました。
あくまで僕のイメージ。という事を念頭において聞いてください。
ピップエレキバンは確かに効果は強いのですが、局所的にだけ改善されてしまうという気質があるように感じます。
例えば、肩に貼った場合では肩〜首周りまでは血流が良くなってますが、頭の血管はその改善についていけないって感じなんです。
これが、ピップエレキバンMAX200を貼った時の『副作用』なんじゃないかな〜って思ってます。逆に効果(変化)は一番実感しやすいとも思いますね。
対して、メタックステープを肩に貼ると、お腹の体感部分まで作用するほど広範囲に効くテープです。なのでピップエレキバンMAX200より、体のバランスを保ちながら緩めてくれる印象があります。
あくまで僕の体感ですが(重要な事なのでもう一度言いましたw)
ピップエレキバン130mT、50mTを敬遠する理由
仮に130mT、50mTのピップエレキバンを使ったら、頭痛がしなくなり、肩の血流が程よく改善されるかもしれません。
しかし、メタックステープのように広範囲への効果はあまり期待できないのでは?と感じています。
僕も何年も肩こりに悩まされてきましたが、肩こりの本当の原因が「腹筋が固まっていたから」「お尻の筋肉がガチガチだったから」という様な、肩以外の部分が原因だったケースが多いんです。
個人の体質などもあると思いますが、僕の体の場合だとファイテンの磁気テープの方が合っている様な気がしています。
さいごに
ピップエレキバン200mTのレビューをしてきました。
高い磁力でわかりやすい効果がある反面、僕の様に頭痛や動悸がする人もいる磁気テープです。
しかし、多くの人は効果を実感して高評価なので、投資対効果としては高いと思います。(ダイソーの貼り替えテープを使って再利用すれば…の話ですが)
僕の場合は無駄になってしまいましたけど…まぁ、安いですし良い経験ができたと割り切ってますw
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